群馬県　伊勢崎市ーゴボウの栽培床作りや収穫

～これならゴボウ掘りも楽です！～

伊勢崎市は群馬県の南西部、坂東太郎とも呼ばれる利根川の流域に広がる農業地帯です。1.5haのゴボウ栽培を中心に、冬ネギ8a、春ネギ2aのほかホウレン草2aほどを栽培しています。

長い付き合いですよ

カワベさんとはもう長いおつきあいですね。2連式のトラクタ用トレンチヤーTT-2502という機械を使って栽培床を作り、収穫にはバイブロルートディガーというゴボウを土から浮き上がらせて掘り取る機械を長年使ってきました。ところが近年は歳のせいか収穫作業が段々きつくなってきましてね。何しろ昭和一けた世代ですから・・。少しずつ栽培面積を減らしたりしてきたのですが、夏場が収穫の最盛期なので結構大変なのです。

そこで今年の夏にＪＡの農機センターに相談したところ、全自動のゴボウ収穫機がカワベさんから発売されているとのこと。早速農機センターに頼んで最新型のBH-4000という高速自動収穫機を購入しました。

早くて楽でした

いやあ、もっと早くに買えば良かったと思ったほど楽な収穫作業でしたよ。何しろ掘り上げるだけでなく、結束する前段階まで機械がやってくれるのですから。トレンチヤーで深い栽培床を作ってありますから結構長いゴボウができていますが、この収穫機なら平気ですね、どんどん掘り上げてくれます。今年の夏ほど収穫が楽だったことはありません。

あまり早くに終わってしまったので、余っていたネギの苗を植えてみたりしました。カワベさんに感謝！感謝ですね。

もうしばらくは頑張ります

一時は輸入の野菜が入ってきて心配もしましたが、このところは大きな影響もなく市況も悪くありませんから、ゴボウを中心にしてネギ、ホウレン草の栽培を続けていきたいと考えています。ネギの収穫用に使っている機械も、今のはただ倒すだけなのでもう少し使い勝手の良いものがあればと思っていたのですが、カワベさんのネギ掘り機も検討してみようと思います。農家も高齢者が増えていますので、これからも使いやすい高性能の機械をどんどん開発していってほしいものですね。私も、もうしばらく頑張りますよ。