~ うんと生育が良くなりました ~

波多江 充広 さん

福岡県の西部、福岡市と佐賀県の唐津市の間くらいに位置する糸島市で米やキャベツ、タマネギなどを栽培しています。栽培面積は米が約1.6ha、キャベツとタマネギが2.3haですね。

排水性改善に最適です

今使っているのはSV2-BDという硬盤(心土)破砕仕様の機種です。購入したのは昨年の7月でしたか、実は昨年5月からひどい干ばつに見舞われて作物が育たなくなってしまいました。転作田ですから日照りが続けば粘土質の畑はかちかちに固まってしまいます。どうしたものかと悩んでいたら、雑誌の「現代農業」にこの機械の広告が載っていたので、メーカーの川辺農研に問い合わせをしたのです。すると早速機械をトラックに積んで当地まで来てくれました。実際に畑で動かしてくれて、心土破砕をすれば土が軟らかくなるという、このスーパーソイラーの機能が良く理解できました。

また、去年の12月頃はすごい雨降りが続いて湿害が発生しました。すぐにスーパーソイラーをかけて心土破砕をしたところ、水はけが大幅に良くなって50%くらいで止まっていた生育が80%程度まで回復したのです。

今年は波多江仕様にしました

去年まで26ps級のトラクタで使っていましたが、今年は42ps級に変えたので、心土破砕の深さも45センチくらいはいけると思います。最初は両側がカーブドシャンクという内側にくの字型に曲がったものが付いていて、真ん中のセンターチゼルが心土破砕の機能を果たします。

メーカーの説明ではこのカーブしたシャンクが振動しながら土を抱え上げて、破砕能力を強めているのだそうです。でも、私は一時に広い面積を破砕したいので、左右のシャンクをセンターチゼルと同じものに変えてもらいました。
いわば波多江仕様とでも言いますか、今年は効率も良く作業できています。
収穫時が楽しみですね。

ユーザ 波多江 充広 さん
地域 福岡県 糸島市
主な用途 米・キャベツ・タマネギ生産時の硬盤(心土)破砕
機種名 SV2-BD